頸椎神経根障害の症状memo
頸椎神経根障害の症状memo
脊髄から出ている神経根が圧迫によって障害されることにより出現する。
(↓椎体と神経根の位置関係)C3/C4にあるのがC4神経根。
デルマトームの一つの分節に一致するしびれ、痛み、異常感覚が出現する。
神経根性疼痛は痛みが強い。下位運動ニューロン障害となるため腱反射は減弱する。
代表的なものとして頚椎症や腰椎症を抑えておく。
頚椎症ではC5,6,7,T1の障害
【筋力低下】
C5:上腕二頭筋(肘を曲げる)、5本の手のひらで顔を叩く、痛さで覚える
C6:手首を甲の側に曲げる
C7:手首を手のひら側に曲げる。上腕三頭筋(肘をシチっと伸ばす)
C8:指を曲げる
【腱反射】
C5、6:上腕二頭筋腱反射減弱
C7、8:上腕三頭筋腱反射減弱
【感覚障害】(上イラスト参照)
C5:上腕をゴーンとぶつける
C6:親指と人差し指で6の字をつくる
C7:手の中指とその両側の一部
C8:小指