つねぴーblog@内科専門医

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移転しました。

大動脈解離後の日常生活の指導について

大動脈解離慢性期には一般的に日常生活の制限は必要としない。収縮期血圧低下効果の高いウォーキングや軽いランニングなどの有酸素運動(3〜5METs相当)を1日30分以上、週150分以上行うことが推奨される。軽度〜中等度の運動によって安静時の血圧を低下させたり心血管にとって良い働きをし、大動脈合併症のリスクを減らすことができるとされている。

METsとは?|松本協立病院

 

 

胸腔内圧を上昇させるような重量挙げなどは避けるべきである。しかし、非常に軽い重さのウェイトリフティングなどは勧められる。それは骨の強度、骨密度を改善させる効果があるので必要以上に避けてはならない(もちろん頑張りすぎてもならない)。

 

 出典

・大動脈瘤・大動脈解離ガイドライン2020

・https://www.ahajournals.org/doi/full/10.1161/CIRCULATIONAHA.113.005819