つねぴーblog@内科専攻医

アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。名前は紆余曲折を経てつねぴーblogに戻りました

2014-04-27から1日間の記事一覧

ペーパークロマトグラフィーの原理

ペーパクロマトグラフィーを用いて同化色素を分離することができる。 手順1:葉っぱを細かく刻んで容器に入れ、メタノールとアセトンを3:1の割合で混合した液体などをを少量加えてすりつぶす。これでチラコイド膜に結合している同化色素が溶け出す。 手…

MIBGシンチグラムとは何か

MIBGシンチグラフィとは何か 131I-MIBGを静脈注射することによって検査する。MIBGとはメタヨードベンジルグアニジンの略である。 ノルアドレナリンと似た物質であるので、交感神経終末でノルアドレナリンと同様の摂取・貯蔵・放出が行われる。 副腎髄質、交…

alport症候群とは何か

alport症候群は遺伝性疾患であり、糸球体基底膜を構成する4型コラーゲンα鎖の遺伝子異常を原因とする。遺伝形式としてはX染色体優性遺伝が85%、常染色体劣性遺伝が10%である。よって男性の方が女性よりも重症になる傾向にある。alport症候群は遺伝病であ…

ネフローゼ症候群の原因

ネフローゼ症候群を発症する組織所見として代表的なものは主に4つ。 ・微小変化型ネフローゼ症候群(MCNS) ・巣状分節性糸球体硬化症(FSGS) ・膜性腎症(MN) ・膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN) 微小な巣の膜が壊れてネフローゼ…とでも覚えておきましょうか…

ツンベルク管の実験とは

ツンベルク管を用いて、コハク酸脱水素酵素の反応速度を測定することができる。 手順1:酵素液(鶏の胸筋のすりつぶし液など)を主室に、メチレンブルー(Mb)とコハク酸ナトリウム溶液を複室に入れ、アスピレーターなどで管内の空気を抜く。 手順2:副室の…

鞍鼻とは何か、その原因

鞍鼻とは鼻すじが落ちこんで、低くなった状態のことをいう。鼻中隔に病変が及び、壊死が起きると鼻の構造が保てなくなり、鼻背部がくぼむ。鞍のように見えるために鞍鼻と呼ばれる。 大部分は、外傷でおこり、顔面をけがしやすいボクサーに見かけられる。以前…

グリチルリチンの作用機序

グリチルリチン製剤とは肝庇護薬の一種。(元々は甘草に含まれていた成分) 11β水酸化ステロイド脱水素酵素の阻害により、糖質コルチコイドが鉱質コルチコイド受容体に親和性を持つようになる。炎症性ケミカルメディエーターの産生に関わる酵素が阻害され…

副神経麻痺の原因とミカタ

第Ⅺ神経である副神経は胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配する運動神経である。副神経という名前は迷走神経のアクセサリーという意味で、発生状も迷走神経と同じ第4〜6鰓弓神経に由来する。 副神経は、延髄から出る延髄根と脊髄から出る脊髄根とに区別される。この…

髄液の流れとその覚え方・ゴロ

■まずは脳室について… 脳の中には脳室と呼ばれる湖のような空間がある。髄液が満ちている。複数の部屋に分かれているが全部つながっている。 まず、側脳室というランドルト環のような部屋が左右対称に一対あり、それぞれは正中部にある第三脳室と交通してお…