つねぴーblog@内科専門医

アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。名前は紆余曲折を経てつねぴーblogに戻りました

移転しました。

フェイルセーフとプールフルーフの違い、医療での例

フェイルセーフ(fail safe)とは

軽いミスが重大な事故に繋がらないようにするための二重、三重の安全対策のこと。

使用者がミスをしてしまうことを前提とした設計となっている。例えば航空機において操作ミスをして危険な状態になったとしてもシステム側で安全な方向に自動的に切り替わるような仕組みが導入されている。医療の例では手術室の自家発電などが挙げられる。地震などによって停電してしまっても自家発電に切り替わることで手術を継続することが出来る。

 

フールプルーフ(fool proof)とは

利用者がそもそも誤った使い方が出来ないようにする安全対策のこと。例えばフタをしないと回転しない洗濯機、平らな所でないと付かないストーブなどもフールプルーフの考えに従って設計されている。医療の例としては大きさが異なると閉まらない薬のビンなどが挙げられる。