つねぴーblog@内科専攻医

アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。名前は紆余曲折を経てつねぴーblogに戻りました

2014-04-25から1日間の記事一覧

不均衡症候群とは

不均衡症候群とは血液透析の合併症の一つである 血液透析によって体内の小分子が急激に除去されることにより血症の浸透圧が低下し、水分が血管から脳組織の方に移行し、脳浮腫の症状が現れてしまう。初回の透析時や急速に透析を個なった場合に起こりやすい。…

TammHorsfall蛋白とは何か(THP)

タムホースファル蛋白、通称THPとは… 遠位尿細管から分泌される糖タンパク質のことである。尿円柱の形成に関与し、このTHPに各種細胞成分などが取り込まれ、尿細管腔を鋳型として形成される。 円柱の種類により腎障害の種類をある程度知ることができる。 例…

尿路結核とは何か

尿路結核とは結核の肺外病変で、肺の病巣から結核菌が血行性に伝播してくることで生じる。尿路の初感染は腎結核であることが多い。病変が進展して腎実質が破壊されて乾酪壊死層が形成されると結核菌は尿中に放出され、尿路・生殖系の複数の臓器へ感染が下行…

腎乳頭壊死の原因

腎乳頭壊死とは何か… 虚血により腎乳頭から腎髄質にかけて壊死をきたす疾患。糖尿病患者の腎盂腎炎、尿路結核、鎮痛薬(フェナセチン)などが原因となりうる。 鎮痛薬の長期服用:急性間質性腎炎→乳頭壊死 糖尿病:腎乳頭壊死から腎不全へと進行しやすい 腎…

急性腎炎症候群、急速進行性腎炎症候群、慢性腎不全の違い

これらは症状の出る日数によって分類されている。 急性腎炎症候群とは… 蛋白尿、高血圧、腎機能低下、ナトリウムや水分貯留の急激な発症を特徴とする症候群で、日の単位で経過する。症状は回復しうる。 急速進行性腎炎症候群とは… 蛋白尿、血尿、貧血が急激…

IgA腎症と非IgA腎症の違い

IgA腎症とは… 腎生検による光学顕微鏡所見でメサンギウム増殖性糸球体腎炎を呈し、蛍光抗体法でメサンギウム領域にIgA沈着が見られる疾患である。 一方、非IgA腎症とは… 光学顕微鏡でメサンギウム増殖性糸球体腎炎を呈するものの、蛍光抗体法でIgAの沈着をみ…

尿検査で早朝尿なのは何故か

尿検査で早朝尿をとる理由 健康診断で尿検査がある場合、必ず当日起きた直後の尿を持っていく。 昼間の尿をとってはいけないのは機能性蛋白尿とならないようにするためである。激しい運動をしたあとなどは、健康な人でも尿にタンパク質が混ざることがある。…