急性腎炎症候群、急速進行性腎炎症候群、慢性腎不全の違い
これらは症状の出る日数によって分類されている。
急性腎炎症候群とは…
蛋白尿、高血圧、腎機能低下、ナトリウムや水分貯留の急激な発症を特徴とする症候群で、日の単位で経過する。症状は回復しうる。
急速進行性腎炎症候群とは…
蛋白尿、血尿、貧血が急激または潜在性に発症し、急速に腎不全が進行していく症候群である。週〜月の単位で腎不全が進行していく。
慢性腎炎症候群とは…
1年以上持続して蛋白尿、円柱尿、血尿などの異常尿所見を認めるものである。徐々に腎不全が進行していく。