つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

塩化アンモニウム負荷試験とは

塩化アンモニウム(NH4CL)負荷試験とは

 

遠位尿細管性アシドーシス(1RTA)と近位尿細管性アシドーシス(2型アシドーシス)の鑑別のための試験。両方とも低カリウム血症を伴うアシドーシスを生じるため、検査所見から病型の分類と確定診断を行う必要がある。

 

試験内容:集合管でのH+分泌能力を見る検査

方法:NH4CLを経口投与することで、体内のアシドーシスを助長させ、尿中のpHを測定する。(NH4CLは体内でHClNH3に分解されるのでよりアシドーシスになる。)

もともとアシドーシスの強い患者はこの方法を用いなくても同じ所見が得られる。

 

試験結果:

1型RTAの場合、集合管のH+分泌障害があるため、尿中にH+を排泄できない。よって尿のpHはあまり低下しない。pH5.5以上

 

2RTAの場合、集合管のH+分泌脳は正常であるため、尿中にH+が排泄される。尿pHは低下する。pH5.5以下。