つねぴーblog@内科専攻医

アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。名前は紆余曲折を経てつねぴーblogに戻りました

2014-04-29から1日間の記事一覧

側方注視のメカニズム(PPRFの話)

左から右に動くものを目で追いかけるとき、左目を内点、右目を外転させる、これを右への側方注視という。右への側方注視をするとき、左目の内点には左の動眼神経、右目の外転には右の外転神経が同時に働く(水平性共同運動ともいう)。つまり両方の目を同時…

筋繊維束攣縮のメカニズム

繊維束攣縮はぴくぴくとひきつるような筋肉の収縮で、肉眼で観察される。筋肉が神経による支配をされなくなると出現、つまり下位ニューロン障害で出現する。 本来あるべき大脳皮質からの命令が遮断されるので、骨格筋が勝手に脱分極し、無秩序に収縮してしま…

前脊髄動脈閉塞症候群の病態

前脊髄動脈閉塞症候群の病態生理 脊髄は1本の前脊髄動脈と2本の後脊髄動脈によって支配されている。1本しかない前者が脊髄の2/3を潅流している。よって脊髄の虚血は必然的に前方のほうが多くなる。(とはいえ、脊髄動脈は吻合が豊富なので脳に比べたら虚…

血管迷走神経性失神のメカニズム

血管迷走神経反射とは… 突然の痛み、精神的ショック、空腹、立位、排せつなどの刺激により、迷走神経の活動が亢進し、自律神経のバランスが崩れて除脈、血管拡張から血圧が低下する反応のことをいう。顔面蒼白、冷汗などを伴い、高度の場合は失神することが…