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とある研修医の雑記帳

東京から大阪の医学部へ亡命して研修医になった人のブログ。勉強のまとめ、思いつきの考察、ちょっとした雑学などなど。アウトプットが趣味です。

Qp/Qs比とは何か

Qp/Qsとは全身を循環する血流量のうち、肺にどの程度の血流量があるかの比率である。

つまり、

Qpとは肺血流:pulmonary blood flow

Qsとは体血流:systemic blood flow

 を意味する。正常であれば全身にいく血液量も肺に行く血液量も同じであるのでQp/Qsは1になるはずである。しかし、心臓内に心室中隔欠損のようなシャントがあると全身に行く血液量よりも肺に行く血液量の方が多くなってしまう。つまりQp/Qsの値が大きければ大きいほど肺に負担がかかっていることになる。

例えば心室中隔欠損症ではQp/Qsの値で欠損孔の大きさが分類されており、1.5以下では小欠損、1.5以上では中欠損もしくは大欠損とされている。