”たこ”と魚の目の違い
”たこ”と魚の目の違い(紛らわしい言葉の整理)
うおのめ
うおのめとは医学用語としては鶏眼(けいがん)という。慢性的な物理的な圧迫によって反応性に限局性の過角化をきたしたもの。肥厚した角質の中心が、芯のように真皮へ深く侵入するため、魚の眼のような外観を呈する。圧痛を伴う。足の変形などで靴が合わなくなることで生じることが多い。
【うおのめの一例】
http://dr-nail.jp/treatment/uonome/
↓リアル魚の眼の一例
たこ
たことは医学用語で胼胝(べんち)という。魚の目と同じように物理的な圧迫で生じるが、角質が一様に肥厚しているため圧痛はほとんどない。圧迫や摩擦などの機械的刺激が反復している部位、骨の突起部に一致して好発する。筆記用具によるペンだこ、正座による座りだこなど。
【たこの一例】
http://ueno-hifuka.com/uonome.tako.html
肥厚した角質を除去することで治療する。魚の目は芯の部分をえぐり取ると圧痛が消える。
わかりやすい比較図↓
http://www.miyake-naika.or.jp/03_katei/otona_takouonome.html