とある研修医の雑記帳

東京から大阪の医学部へ亡命して研修医になった人のブログ。勉強のまとめ、思いつきの考察、ちょっとした雑学などなど。アウトプットが趣味です。

胸部外傷で考えるべき病態のゴロ

胸部外傷へのアプローチ

 

・まずは外傷初期診療のABCDE

A:気道

B:呼吸

C:循環

D;中枢神経

E:脱衣と体温管理

 

・胸部外傷のプライマリーサーベイで見逃してはならないもの

タフな3X)→超緊急

心タンポナーデ(cardiac tamponade)

気道閉塞(airway obstruction)

フレイルチェスト(flail chest)

緊張性気胸(tension PTX)(PTX=pneumothorax)

大量血胸(massive HTX)

開放性気胸(open PTX)

 

日本人用:

ケガ来た、ドキドキ

け:血胸

が:開放性気胸

き:緊張性気胸

た:タンポナーデ

ど:動揺胸郭(=フレイルチェスト)

きど:気道閉塞

 

・ 胸部外傷のsecondary survey(PAT BED2X)→準緊急

 肺挫傷:pulmonary contusion

大動脈断裂:Aortic disruption

気管・気管支断裂:Tracheo-bronchial disruption

鈍的心外傷:Blunt myocardial injury

食道損傷:Esophageal rupture

横隔膜ヘルニア:Diaphragmatic hernia

血胸、気胸:HTX, PTX

 

日本人用:

大きいショック、心配だ

お:横隔膜ヘルニア

き:気管・気管支断裂

しょっく:食道損傷

心:心挫傷

配:肺挫傷

だ:大動脈断裂

 

参考:研修医当直ご法度、ER実践ハンドブック