つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

肺炎疑いで胸部XPを取る基準(Heckerling score)

いつ肺炎を疑うか

肺炎の示唆する身体所見は無数にあるが、以下に紹介する基準では所見を5つに絞って簡易に肺炎の有無を評価しており有用である。(Heckerling score)

【評価項目】

・脈拍>100回以上

・呼吸音の減弱

・体温≧37.8度

・呼吸音の左右差(crackle)

・喘息がない

 それぞれ1点とし、合計の点数によって肺炎の確率がおおよそ次のようになる。

5点=50%、4点=25%、3点=10%、2点=3%、1点=1%、0点=<1%

 

【一般外来】

3点以上→胸部レントゲン必要

2点以下→不要

 【救急外来】

3点以上→胸部レントゲン必要

2点以下→場合によっては必要

*この基準は健常人に対するものなので、高齢者や基礎疾患があれば胸部レントゲン撮影のハードルは当然下がる。