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とある研修医の雑記帳

東京から大阪の医学部へ亡命して研修医になった人のブログ。勉強のまとめ、思いつきの考察、ちょっとした雑学などなど。アウトプットが趣味です。

精神依存と身体依存の違い

精神依存と身体依存の違い

 

アルコールやたばこ、コカインや大麻のような中枢神経に作用して精神状態に影響を与える物質を精神作用物質という。精神作用物質の使用によって生じるものとして中毒や乱用、依存がある。

特に薬物による依存はWHOによって次のように定義されている。

「生体と薬物の相互関係で生じる精神的もしくは身体的状態で、その薬物の効果を体験するためか、薬効が切れたときの不快感から逃れるために、薬物使用を脅迫的に求め、使いたいという欲求を持続的に有する行動や反応のことをいう」

 

依存は精神依存と身体依存に分類される。

精神依存:自分で薬物摂取を適量に止めることが出来ないなど制御不能な状態。つまり薬が欲しくて欲しくて仕方がない状態。

身体依存:薬物使用により身体機能のバランスが何とかたもたれている状態で、使用をやめることによっって身体的症状が出現してしまう状態のこと。やめると実際に体調が悪くなり、例えばアルコール中毒の患者がアルコールをやめると離脱症状として振戦や不眠、けいれんなどが起こる。