何故足の爪は指の爪より伸びるのが遅いのか
何故足の爪は指の爪より伸びるのが遅いのか
なんとなく爪を切っていてふと疑問に思った。
調べて見たところ、やはり多くの人が手の爪の方が足の爪よりも早く伸びているようである。
「手の方が使う機会が多いから伸びやすい」「血液循環が手の方が良いから伸びやすい」などとネットで主張している方もいたがそれは少し違う気がする。
結局は爪はケラチンというタンパク質でなっていて、その表皮細胞がタンパク合成をすることによって作られているのは間違いない。使えば使うほど爪のタンパクだけ合成が促進されるなどと言うことはないだろう。おそらく。
血液循環に関しては足も手もそう変わらないのでは・・・?と素人ながら考えてしまう。
更に爪の指の場合は第2、3、4指が他の指より早く、小指が一番遅いらしい。
だがよくよく考えてみると足の爪はあってもなくてもそこまで生活に差が出るとは思えないが、指の爪の場合、あったほうが格段に便利であろう。特に人間に進化する前の時代のことを思えば。
であるから
便利である爪が良く用いられ
↓
その分損傷する率も高く
↓
削れたり折れたりしてもすぐに再生できる方が有利
というロジックで何万年も掛けて指の爪の方が足の爪よりもはやく伸びるようになったのかもしれない。
つまり遺伝子レベルで指の爪のタンパクが多く作られるようにコードされているのではなかろうか。
妄想の域を出ないかもしれないが。