つねぴーblog

元とある研修医の雑記帳。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

血糖異常高値への初期対応

血糖異常高値への初期対応

 

救急外来に来た患者の採血で血糖が異常に高かった場合(300以上)、初期対応はどうするべきか。異常高血糖をきたす病態として重要なものとしては糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)と高浸透圧高血糖症候群(HHS)がある。

 

DKAとHHSの鑑別は別のエントリに譲るとして…

 

【DKAの初期対応】

・大量の生理食塩水輸液

1000ml/hのスピードで。高齢者と小児は半分のスピード

・速攻型インスリンの持続静注

成人の場合は速攻型インスリン0.1単位/kgで投与。50kgの場合なら5単位をまず急速静注する。続いて点滴内に速攻型インスリンを0.1単位/kg/時間で加える。

・カリウムの補充

インスリンの作用でカリウムが細胞内に取り込まれる。なお、血清KはpHの影響を受け、pHが0.1下がるごとにKが0.6mEq/L上昇するので補正を忘れずに。カリウムが低い場合はインスリンよりもカリウム補充を優先。

 

【 HHSの初期対応】

基本的にDKAと同じ。が、脱水の程度はDKAより高度であることが多くより急速の補液が望まれる。血糖値もDKAより高いことが多いがインスリン感受性は良好であることが多いので速やかに改善していく事が多い。

 

また追記します。