とある研修医の雑記帳

東京から大阪の医学部へ亡命して研修医になった人のブログ。勉強のまとめ、思いつきの考察、ちょっとした雑学などなど。アウトプットが趣味です。

急性副鼻腔炎で抗菌薬治療の適応

急性副鼻腔炎の診断については過去エントリ:副鼻腔炎をいつ疑うか。感度と特異度 - とある研修医の雑記帳を参照

 

副鼻腔炎にはウィルス性と細菌性どちらもあるが、多くはウィルス性でいわゆる風邪に伴うもの。ウィルス性であれば7〜10日程度で自然軽快することが多い。細菌性副鼻腔炎であれば抗菌薬が効くということになるが、全例で適応になるわけでない。簡単に言えば症状がとても強いか、経過を見ていても改善しない場合に適応。

 

【細菌性副鼻腔炎に対する治療適応】

・片側性の頰部の強い痛み、腫脹、熱感がある時(持続期間にかかわらず)

・1週間以上症状持続+頰部の痛み、圧痛、膿性鼻汁、二峰性の病歴あり

・1週間以上症状と発熱(38.3度以上)が持続しする場合

 

参考文献:感染症999の謎、誰も教えてくれなかった風邪の見方