つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

意識障害の鑑別診断:AIUEOTIPS

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意識障害(意識消失)の鑑別はAIUEOTIPSで覚える!

 

 

A:alcohol(急性アルコール中毒、アルコール離脱症状、ウェルニッケ脳症)

I:insulin(低血糖、高血糖、ケトアシドーシス)

U:Uremia(尿毒症)

E:Encephalopathy(脳症=高血圧性、肝性)、Endocrinopathy(adrenal thyroid)、Electrolytes(hypo,hyper Na, K, Ca, Mg)

O:opiate and other dose(薬物中毒)、O2↓(低酸素)

T:trauma(外傷)、temperature(体温、熱中症)

I :infection(CNS,sepsis)

P:psychogenic(精神疾患)、Porphilia(ポルフィリン症)

S:seizure(痙攣)、shock stroke(脳卒中)、SAH(くも膜下出血)、硬膜下血腫

 

臨床現場ではこれをまず想起するのではなく診断がつかない時のしらみつぶし用に用いられるようである。まずするべきことは低血糖やショック、低酸素血症などの除外である。

 

AIUEOTIPSは大変有名な覚え方であるが、欧米ではAEIOUTIPSというらしい(カーペンターの分類)。日本に伝わった時に日本人に親和性のある”あいうえお”verが作られたのではないだろうか。尚、欧米では何故AEIOUなのかというとアルファベット一覧を見た時の母音の登場順に由来しているのだと思う。

A BCD 

E FGH
I JKLMN
O PQST
U VWXYZ