偏頭痛を疑ったらする”POUND”
偏頭痛診断のために用いられる問診POUND
POUND
P:pulsating(拍動性の痛みかどうか)
O:hour duration 4-72h(頭痛の持続時間)
U:Unilateral(一側性の痛み)
N:nausea(吐き気を伴うかどうか)
D:disabling(何も出来ない状態=日常生活に支障がある)
4-5個あれば偏頭痛の可能性が高く、2個以下なら否定的。
POUNDスコアを用いればむやみに頭部CT・MRIを取る必要が無いので重要な問診項目と言える。逆に頭部CTを考えなければならないのは新規発症例、突然の極めて強い頭痛、”いつもと違う感じ”などの例である。