つねぴーblog@内科専門医

アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。名前は紆余曲折を経てつねぴーblogに戻りました

移転しました。

腹式呼吸と胸式呼吸で使う筋肉の違い

腹式呼吸と胸式呼吸の違い

 

呼吸には胸式呼吸と腹式呼吸がある。
ラジオ体操のように手を横に広げて息を吸う方法は胸が横に大きく膨らむ胸式呼吸である。一方、手を真上にあげてから息を吸う深呼吸は腹式呼吸であり、肋骨をなるべく動かさないで行う呼吸のことである。

 

腹式呼吸のよい点は胸式呼吸よりもたくさんの空気を吸えること。
長い文章や早口で一気に読みたいときなどは腹式呼吸が有利。

腹式呼吸と胸式呼吸では肺を膨らませるための筋肉が違う。


腹式呼吸では肺と胃や腸などの内蔵を隔てている横隔膜を下げることで肺を大きくして空気を入れている。一方、胸式呼吸では横隔膜の動きに加えて外肋間筋という胸の筋肉を横に広げて肋骨を広げることで肺に空気を入れている。

f:id:tsunepi:20141116141954p:plain

腹式呼吸ってダイエットに良い?から画像引用