つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

ERCPとMRCPの違い

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ECRPとは内視鏡的逆行性胆管膵管造影(endoscopic retrograde cholangiopancreatography)の略。

 

MRCPとは核磁気共鳴胆管膵管撮影(magnetic resonance cholangiopancreatography)の略である。

 ERCPとは内視鏡を用いてファーター乳頭からカニューレを入れて膵管と胆管を造影する方法であり、内視鏡的軽微胆道ドレナージ(ENBD)、内視鏡的乳頭切開術(EST)、生検などに用いられる。合併症としては急性膵炎、胆管炎などがある。

 

MRCPはMRIを応用した撮影方法で、ERCPと異なり造影剤を使用せずに胆管と膵管を見ることができる。体内の水分を強調して捉える音により画像化することが出来、ERCPのように術者の義龍に左右されない。また、ERCPが閉塞部の全面しか見れないのに対してMRCPは閉塞部の後ろ側の撮影も同時に行える。

 

■結局どちらが優れているのか

それぞれ一長一短。MRCPは内視鏡と違い侵襲性がなくてハードルは低い。放射線の被曝もない。更に腫瘍などの管外病変の検出にも有用。しかしERCPのような細かな所見は得られない。現在のゴールドスタンダードはERCPのようである。