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とある研修医の雑記帳

東京から大阪の医学部へ亡命して研修医になった人のブログ。勉強のまとめ、思いつきの考察、ちょっとした雑学などなど。アウトプットが趣味です。

APL弁とは何か

麻酔

APL弁とは何か

 

【APL弁の一例】

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画像参照:http://ameblo.jp/sekipee/entry-11696031579.html

 

APLとはadjustable pressure limitingのことで,日本語でいうなら調節可能な圧力調節バルブ。APL弁でガスの通る道の広さを設定することが出来る、つまり弁を閉じればガスが逃げづらくなるので呼吸回路内の圧力は高くなり、弁を開けばガスが外に逃げるので呼吸回路内の圧力は低くなる。どのぐらいの圧力になったら外にガスが逃げるのかを手動で設定できるのがAPL弁なのである。

 

例えば、患者が自発呼吸をしている時は弁口を全開にして圧力をかけないようにする(MINに設定)。自発呼吸をしているのにマスクをして呼吸回路内の圧力が高かったら、それ以上に力をいれて呼気しないといけなくなるので息を吐き出しにくくなる。

一方で、麻酔導入後はAPL弁を閉じ気味にして(つまり呼吸回路内の圧力を高めに設定して)陽圧換気できるようにする。