つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

血液ガス分配係数の覚え方・ゴロ合わせ

血液/ガス分配係数の定義とは37度、760Torrの環境下で血液1mlに溶けるガスの量のことである。

この値が大きいほど血液によく溶ける物質であることを意味している。

代表的な吸入麻酔薬の血液/ガス分配係数は以下のとおりである。

 

ハロタン 2.36

エンフルレン 1.78

イソフルレン 1.4

セボフルレン 0.63

笑気 0.47

 覚え方:ハエがいっせいに笑う

ハ:ハロタン

エが:エンフルレン

いっ:イソフルレン

せいに:セボフルレン

笑う:笑気

 

尚、勘違いされやすいことであるが、この血液ガス分配係数が大きいほど麻酔が早く効くということではない。「血液中にたくさん溶ける」 =「効果を発揮するためにはたくさん溶けなければならない」というイメージ。ハロタンは血液1ml中に2.36mlも溶けなければならないが、笑気はたったの0.47ml溶ければOKなのであっという間に導入および覚醒ができるのである。