BCGとツベルクリンについて
BCGとはウシ型結核菌を弱毒化した細菌、およびそれを利用した結核に対するワクチンのこと。BCGの名前の由来はパスツール研究所の研究者の名前である=Bacille Calmette-Guerin(カルメットとゲランの菌)
従来行われていたツベルクリン反応検査はBCGワクチンと同じ抗原を利用しているためBCGワクチン接種後はツベルクリン反応は陽性になってしまう。BCGワクチンが普及してる日本ではツベルクリンは臨床的にはあまり用いられない。
現在では1歳未満の子供にBCGワクチンを接種している。(それ以降に打ってもあまり免疫がつかない+副作用が多いということで法律が改正された)
*ツベルクリン(tuberculin)とは結核(tuberculosis)の変化形である。