つねぴーblog@内科専門医

アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。名前は紆余曲折を経てつねぴーblogに戻りました

移転しました。

慢性大動脈解離stanford B型での侵襲的治療をいつ考えるか

 

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B型慢性期の手術の多くは拡大・瘤化後の破裂防止目的実施される。

2014年の欧州ガイドラインでは治療介入基準はTEVAR,外科手術の区別なく最大径60mm、年間10mm以上の拡大とされている(2013年までは「症状の再発、拡大・瘤化(>55mm)、年間4mmを超える拡大」とされていた。

日本のガイドライン(2020年版)でもそれに準じて最大短径>60mm以上でクラス1推奨となっている。