つねぴーblog@内科専門医

アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。名前は紆余曲折を経てつねぴーblogに戻りました

移転しました。

徐脈診断の流れ

徐脈の診断の流れ

 

12誘導心電図から徐脈を分類する。大きく分けて4タイプがある。

 

✅P波がある徐脈

→P波があれば洞性徐脈か房室ブロック。

①PとQRSが1:1であれば洞性徐脈

②QRSが抜けているようであれば2度もしくは3度房室ブロック。

 

✅P波がない徐脈

→③接合部調律/心室調律もしくは④徐脈性心房細動

 

③RR間隔が整であれば接合部調律ないしは心室調律。(*ただし、接合部調律でも房室接合部のどこで興奮が起きているかによって逆行性P波が出現することがある。)

 ④RR間隔が不整であれば徐脈性心房細動