完全麻痺と不全麻痺の違い
完全麻痺は筋肉が全く収縮できない重度の筋力低下。
不全麻痺は軽度から中等度の筋力低下のことを言う。
徒手筋力テスト(MMT)では完全麻痺はMMT0、不全麻痺はMMT1〜4に該当する。
画像参考:nurseful.jp
当然のことながら、筋力低下とは1つ以上の筋肉の収縮力低下のことを指す。よって疼痛による可動域制限や動作に時間のかかる動作緩慢、また筋力には異常はないが、被験者が本来できるはずの日常的な動作の出来ない失行などは筋力低下とは異なる概念であるので注意。