教員採用試験の倍率
「教員は誰もやりたがらなくて人手不足で大変!」という話を聞いてちょっとびっくりしたので実際の所どうなのか調べてみた。そのメモ。
教員採用試験の倍率の推移
この図を見ると中々衝撃的。
平成11年には15.5倍という倍率だったのに平成21年には3.6倍まで低下。
これは人気がなくなったというわけではなくどちらかと言うと合格者数の増加によるものである。平成11年には470人の合格者が平成21年には3415人にまで上がっている。
合格者が増えれば倍率は下がるという単純な話である。
では何故合格者数が急増しているのか。これは大量採用されていた団塊の世代がちょうど退職期にあたり教員数が大幅に減ってしまうことによるらしい。ちなみに昨年度の倍率はほとぼり冷めたか7.6倍だった模様。
またあとで書きたします…