つねぴーblog@内科専攻医

アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。名前は紆余曲折を経てつねぴーblogに戻りました

2014-05-11から1日間の記事一覧

若い時の運動が大事な理由

10代の時の運動経験の有無と骨密度の関係について調べたデータが有る。運動をしてた人たちはしてなかった人たちに比べて骨密度が高い傾向にあり、その差は高年齢になっても縮まらないのである。つまり、成長期の骨密度増加による貯金が後になっても維持さ…

Barre徴候の検査法とその機序

バレー徴候とは何か(Barre's sign) 中枢性の運動障害、つまり上位運動ニューロンの障害(錐体路障害)による片側性の軽い運動麻痺のスクリーニング方法である。脳出血や脳梗塞などで上位運動ニューロンに障害が生じるとバレー徴候陽性となる。尚、軽度の上位…

神経原性筋萎縮と筋原性筋萎縮の違い

筋肉の体積が病的に減少することにより筋力低下をきたすことを筋萎縮という。 筋萎縮には筋を支配している神経が障害されることによる神経原性筋萎縮と、筋自体が障害されることによる筋原性筋萎縮の2つがある。 神経原性萎縮について… 代表的な疾患:ALS …

アラキドン酸カスケードと抗炎症薬の作用機序

炎症の症状はアラキドン酸代謝物が関与している。アラキドン酸は細胞膜のリン脂質からホスホリパーゼA2の作用により生成する。アラキドン酸は更に2つの経路に別れる。一つの経路はシクロオキシゲナーゼ(COX)によりプロスタグランジンやトロンボキサンが生…

中枢神経と末梢神経、そして脳神経の違い

中枢神経と末梢神経、そして脳神経の違い 人の神経系は中枢神経と末梢神経に分類される。中枢神経系には更に脳と脊髄に、末梢神経は働きによって体性神経系と自律神経系に分類される。 中枢神経系とは… 脳と脊髄からなり、運動・感覚・自律機能などの生体の…