2014-04-18から1日間の記事一覧
補体とは抗原抗体反応で特異的に活性化されて細胞傷害作用を発揮するタンパクである。疾患により上昇する場合と低下する場合の2パターンあるが、上昇する病態としては炎症性疾患(感染症、熱傷、悪性腫瘍、外傷)などや一部の膠原病(SLEとMRA以外)がよく…
A群β溶連菌の感染によって、A群β溶連菌由来の抗原が感染局所から血中に放出される。それにより免疫複合体の形成、2通りの機序がある。 1:血中の抗原に抗体が結合して免疫複合体を形成+糸球体に沈着した抗原に抗体が結合し、免疫複合体を形成。 2:免疫…
■SPECT、PETとは何か… SPECTやPETは放射性同位元素を投与して行う核医学検査である。目標臓器や病巣への取り込まれ方を画像化し、診断に応用するシンチグラフィの一種であり、放出されるガンマ線を検出することで、CTのように断層画像を構成できる。得られる…