つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

白色ワセリンとヒルドイド軟膏の違い

白色ワセリンとヒルドイド軟膏の違い

 

似た薬の整理

 

白色ワセリンとは

油脂性保湿剤で皮膚表面を保護し、水分の蒸散を防ぐ(エモリエント作用)。

油でコーティングするイメージ。水で洗っても落ちないという利点。

安全で保湿効果が持続し、最も良い(無難な)保湿剤。

べたつきやすいという欠点もある。

類似薬としてプロペトなどがある。

 

ヒルドイド軟膏とは

保湿成分へパリノイド配合の乳剤性基材(クリーム剤)で皮膚に水分を与えるモイスチャー効果

ヒルドイドとは吸血虫ヒルの持つ成分から作られているためヒルドイドと呼ばれる。血が固まらないような物質を出す→血行改善作用がある

白色ワセリンのようにべたつかず、しっとりとしてて伸びが良い。

一方で、水で洗い落ちてしまうので保湿持続時間は油脂性保護剤のワセリンに劣る。

 

どちらも乾燥病変に処方される(→浸出液が多い病変には使わない)。

白色ワセリンは蒸散を防ぐことで保湿、ヒルドイドは水を与えることで保湿。