ニキビのメカニズムmemo
ニキビ(尋常性ざ瘡)のできるメカニズム
【定義】
ニキビの定義は「毛包、脂腺を反応の場とし、面皰(めんぽう)を初発疹とし、紅色丘疹、膿疱さらには嚢腫/結節の形成も見られる慢性炎症疾患」とされている。
*面疱(コメド)とは毛穴の出口が硬くなって、中に皮脂のかすがたまってできるブツブツのこと。
【ニキビのメカニズム】
毛包の開口部が角栓によって塞がれて、皮脂がたまる(=面疱)。ここにアクネ菌が増殖し、好中球遊走因子など炎症性物質を分泌して紅色丘疹や膿疱が形成される。
参考:ニキビ アクネ菌を遺伝子レベルで分類し、ニキビ発生に大きく関わる種類を発見|主な研究|研究・商品開発|【日本メナード化粧品株式会社】
(治療法)
軽症例であれば抗菌薬外用、ディフェリン外用(ビタミンA誘導体)。
ディフェリンは毛包上皮の角化を正常化させて新たな面疱形成を予防することができる。重症例であればミノマイシン®やビブラマイシン®などの抗生剤内服も考慮される。
また追記します。