つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

急性心不全で利尿薬はいつ使うか、どれだけ使うかmemo

急性心不全で利尿薬はいつ使うか、どれだけ使うかmemo

 

・急性心不全のうちで体液貯留がある場合は基本的に利尿薬の適応となる。

・第一選択はフロセミド(ラシックス®)の静脈投与(内服では心不全だと吸収率が低下する)

・新規発症者ではフロセミド20mgのボーラス投与。もちろん尿量をモニターして反応を見て追加するかどうか考える。

・今まで心不全で利尿薬を内服していた場合はその1日量を追加でボーラス投与。

・フロセミドの投与量と予後は関係しない。が、利尿薬投与の遅れは死亡率の上昇と関連する。肺うっ血などの症状があれば改善するまで量を増やしていく。

・急激な利尿は循環血液量の減少により血液の濃縮・電解質バランスの崩壊により塞栓症や虚血性心疾患を誘発するのであくまで漸増的に量を増やしていく。

・低カリウム、低ナトリウム、高尿酸血症にはご注意

 

また追記します。