つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

髄膜炎疑いでは皮疹にも注目

髄膜炎といえば項部硬直、発熱、意識障害が3徴として重要であるがこれらに加えて皮疹も1つの判断材料になる。

 

Clinical features and prognostic factors in adults with bacterial meningitis. - PubMed - NCBIによれば細菌性髄膜炎患者の26%に皮疹が出現しているとのこと。

 

皮疹はウィルス性髄膜炎でも起こりうるが、点状出血班・紫斑は髄膜炎菌感染症を強く示唆する。髄膜炎菌性髄膜炎では菌血症になると点状出血様の皮疹が胴体、四肢、粘膜、結膜など全身で出現する。紫斑であり圧迫で消退しない。感度は高くないが比較的特異的といえる(インフルエンザ菌、肺炎球菌、ブドウ球菌でも報告はあるが頻度としては稀)。

 

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