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とある研修医の雑記帳

東京から大阪の医学部へ亡命して研修医になった人のブログ。勉強のまとめ、思いつきの考察、ちょっとした雑学などなど。アウトプットが趣味です。

脊椎椎間板ヘルニアへのアプローチ(編集)

脊椎椎間板ヘルニアへのアプローチ

 

 

◯脊椎椎間板ヘルニアで有用な診断基準

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参考:腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン

 

◯脊椎椎間板ヘルニアで有用な病歴・身体所見

参考文献:jamanetwork.com

腰部・臀部〜足にかけての痛み(坐骨神経痛):感度95%、特異度88%→LR+7.9

筋力低下;感度27%、特異度93%LR+4.1

アキレス腱・膝蓋腱反射の消失;感度15%、特異度93%LR+2.2

下肢痛が腰痛よりも強い:感度82%、特異度54%LR+1.8

デルマトームに沿った痛み:感度90%、特異度31%→LR+1.3

咳やくしゃみで増強:感度50%、特異度67%→LR+1.5

SLR試験(下に動画あり):感度92%、特異度28%→LR+1.3

対側SLR試験陽性:感度28%、特異度90%LR+2.1

 

◯筋力低下の評価

L4ではスクワット、L5ではつま先上げ歩行、S1ではつま先立ち歩行が出来れば筋力低下はないと考える。

◯腱反射の評価

L4では膝蓋腱反射、S1ではアキレス腱反射で評価する

◯感覚の評価

L4は下腿内側、L5は足背(母指と第二指の間)、S1は下腿外側・足底で評価

 

・SLR試験(straight-leg-raising-test)について

仰臥位の患者の片方の足を伸ばしたまま持ち上げて股関節を60度まで屈曲させた時に臀部や大腿後面の痛みがあれば陽性。SLRが陰性なら腰椎椎間板ヘルニアはやや否定気味。逆に反対側の足でもSLR陽性になれば椎間板ヘルニアがより疑わしい。

www.youtube.com

 

また追記、更新します。