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とある研修医の雑記帳

東京から大阪の医学部へ亡命して研修医になった人のブログ。勉強のまとめ、思いつきの考察、ちょっとした雑学などなど。アウトプットが趣味です。

一時的ペーシングをいつ行うか

◯一時的ペーシングとは

洞不全症候群や房室ブロックなどによって症候性徐脈(徐脈によりめまいや失神、ふらつきなどの症状が現れること)が生じる場合、電気的に心筋を刺激して心拍数を増加させる一時的ペーシングが行われることがある。一時的ペーシングは名前の通り、一時しのぎに過ぎない。よって薬剤性や急性心筋梗塞、心筋炎などが原因で起こる徐脈など急性期を凌げば徐脈の改善が期待される場合は良い適応となる。

 

◯経皮的ペーシングと経静脈的ペーシングの違い

経皮的ペーシングとは皮膚の上からパッドを貼り、心筋を電気的に刺激する。が、鎮痛薬を必要とする場合もあるので早急に経静脈的ペーシングに移行するべきである。

 

【経皮的ペーシングの一例】

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画像参照:http://aha-bls-acls-okayama.seesaa.net/article/148534928.html

 

経静脈的ペーシングとは鎖骨下静脈や内頸静脈から電極リードを挿入し、右心房や右心室まで到達させて電気的に興奮させる。

 

【経静脈的ペースメーカーのイラスト】

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http://sunaowatanabe.sakuraweb.com/arrhythmia.htm