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とある研修医の雑記帳

東京から大阪の医学部へ亡命して研修医になった人のブログ。勉強のまとめ、思いつきの考察、ちょっとした雑学などなど。アウトプットが趣味です。

特殊心筋と固有心筋の違い

特殊心筋と固有心筋の違い

 

心筋は固有心筋と特殊心筋に分けられる。固有心筋と特殊心筋は組織学的にも生化学的にも異なっている。

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心臓の構造と働き‐見て!わかる!解剖生理【花子のまとめノート】

 

◎固有心筋は血液の拍出を行う筋細胞であり心房筋、心室筋がある。

心房筋や心室筋は興奮の伝導速度が0.3-1m/secであり遅い。

 

◎一方で特殊心筋は興奮の自動的発生(つまりペースメーカー的役割)とその伝導を行う心筋細胞であり、筋細胞といいつつも力仕事をメインで行うわけではない。特殊心筋にはプルキンエ繊維や洞房結節、房室結節の細胞(結節細胞と呼ばれる)が含まれる。プルキンエ繊維は大型であり伝導速度が2-4m/secと速いのに対して、洞房結節や房室結節の結節細胞は小型であり伝導速度が0.02m/sec程度と遅い。