つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

肺炎治療でセフトリアキソン使えない状況

ロセフィン®(セフトリアキソン)は第三世代セフェム。

グラム陽性球菌とグラム陰性桿菌両方カバーしている。

更に第一世代や第二世代セフェムが苦手であったBLNAR(インフルエンザ菌)に対しても有効であり大変有能であり頻用される抗菌薬である

が、

緑膿菌、非定型肺炎(マイコプラズマ、クラミジア、レジオネラ)、嫌気性菌には無効or弱い

 

・緑膿菌(→緑膿菌のリスク:15日以上入院、COPDなどの基礎疾患、第三世代セフェム使用歴あり(菌交代で緑膿菌残る)

・非定型肺炎(→特徴:若年者、基礎疾患なし、空咳多い、白血球上昇なし、ラ音なし)

・嫌気性菌(誤嚥性肺炎、寝たきりなど嚥下機能低下患者)

などが疑われる時はやめておくのが吉