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とある研修医の雑記帳

東京から大阪の医学部へ亡命して研修医になった人のブログ。勉強のまとめ、思いつきの考察、ちょっとした雑学などなど。アウトプットが趣味です。

突然(sudden)発症と急性(acute)発症の違い

ER 〜と〜の違い

クモ膜下出血や心筋梗塞などの疾患では発症は突然(秒単位で)起こるが、患者への問診の仕方に注意が必要である。「突然発症しましたか?それともゆっくり発症しましたか?」のような聞き方では医師と患者の”突然”の解釈のずれが生じうる。「発症の時何をしていたか?」と問診することにより本当に”突然”なのかどうか聞くことが出来る。

 

【onsetによる分類】

ある一瞬を堺に痛みがピークに達する=sudden(突然)

数分〜数十分で痛みがピークに達する=acute(急性)

数十分〜数時間で痛みがピークに達する=gradual(緩徐)

病態生理的にはsuddenな発症は「詰まる」or「破ける」が第一に考えられる。 

例えば血管が詰まる・破裂、腸管が破けるなどの状態でありいずれも緊急を要する事態である。もちろん痛みの発症がacuteであっても「詰まる」「裂ける」となることはありうるので頭から除外してはならない。