つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

neck flexion test(頸部前屈試験)の方法と意義

neck flexion test(頸部前屈試験)とは髄膜刺激徴候に対するスクリーニング的検査方法。髄膜刺激徴候は髄膜炎やクモ膜下出血で見られる。

 

neck flexion testの方法

1,患者に座位もしくは臥位になってもらう

2,見本を示しながら、患者に顎を前屈させて胸にくっつけてもらう

3,下顎が胸に十分近づかなければneck flexion test陽性

髄膜炎に対する感度:81%,特異度:39% 

 

neck flexion test(頸部前屈試験)と項部硬直の違い

neck lexion testと似た髄膜刺激徴候の検査として”項部硬直”がある。項部硬直は被験者に臥位になってもら検者が被験者の頭部を前屈させて抵抗や疼痛の有無があるかないかを見る検査。意識のある患者では座位で出来るneck flexion testの方が簡便であり、また髄膜炎に対する感度も高いことから推奨される。

【neck lexion test】

座位・臥位どちらでも可能

意識清明の患者に行う 

【項部硬直】

臥位でしか行えない

意識低下の患者に行う