とある研修医の雑記帳

東京から大阪の医学部へ亡命して研修医になった人のブログ。勉強のまとめ、思いつきの考察、ちょっとした雑学などなど。アウトプットが趣味です。

適時破水、前期破水、早期破水の違い

陣痛発作によって胎児を包んでいる卵膜が破れて、中の羊水が外へ流れ出ることを破水と言う。破水は起こるタイミングによっていくつかに分類されている。

 

適時破水とは:

子宮口全開大の頃に破水すること。正常な時期の破水。

 

前期破水(premature rupture of the membrane:PROM)とは:

分娩開始前に卵膜の破綻により破水を起こすこと。原因としては、感染などによる卵膜の脆弱化、激しい咳などによる急激な腹圧の上昇。羊水の流出が続くと陣痛が誘発されそのまま分娩に至ることが多い。

*また、前期破水の中でも妊娠37週未満に破水を起こしてしまうものをpreterm PROMと呼ぶ。正産期の破水に比べると管理が大変。

 

早期破水とは:

分娩開始後で子宮口全開大以前に生じる破水のこと。前期破水とは違って管理はそこまで大変ではない。