つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

性同一性障害と同性愛の違い 

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性同一性障害と同性愛の違い

 

少し似ている概念なので整理

 

性同一性障害とは生物学的な性別と自意識としての性別が異なっている状態。もしくは自分の性別を身体的な特徴から認識できてはいるが、それを認められない状態である。性同一性障害とは何らかの原因により身体的な性別と、脳の性同一性が一致しない状態で生まれてきてしまっており、発達の異常やホルモンの異常による性分化疾患とは異なる概念である。

 

因みに日本の法律上は以下のように規定されている。

性同一性障害とは生物学的には性別が明らかであるにもかかわらず、心理的にはそれとは別の性別であるとの持続的な確信を持ち、かつ、自己を身体的及び社会的に他の性別に適合させようとする意思を有する者であって、そのことについてその診断を的確に行うために必要な知識及び経験を有する二人以上の医師の一般に認められている医学的知見に基づき行う診断が一致しているものをいう。*1

 

一方、同性愛というのは恋愛の対象の性別が同性であるという概念である。性同一性障害は性別の自己認識が医学的な性別とずれているということであるので根本的に異なる概念である。 例えば男性の同性愛者は自分が男性とわかったうえで男性を好きになってしまう状態である。性同一性障害とは違い、自分が男性であることに違和感は覚えない。