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とある研修医の雑記帳

東京から大阪の医学部へ亡命して研修医になった人のブログ。勉強のまとめ、思いつきの考察、ちょっとした雑学などなど。アウトプットが趣味です。

乳酸菌で花粉症が改善する理由

乳酸菌は花粉症を改善する2つの機序

 

1.IgA分泌を増加させる

花粉症などのアレルギーを起こしやすい人はIgAの分泌が少ないことが知られている。IgAとは粘膜から分泌される免疫グロブリンであり、花粉などの異物が体内に入るのをブロックする働きがある。マウスを用いた実験で乳酸菌の摂取量を増大させるとふん便中のIgA量も増加するとの報告がある。

 

2.IgE分泌を抑制する

また、乳酸菌飲料の摂取によりヘルパーT細胞のTh1とTh2のバランスが改善する働きが指摘されている。Th1よりTh2が優位になってしまうとアレルギーを引き起こすIgEが過剰に産生されてしまうが、乳酸菌がTh1の量を増やしてバランスを整え、その結果IgE産生が抑制される。IgEとは侵入してきた花粉に結合し、肥満細胞からヒスタミンを分泌させ、血管拡張により花粉症の諸症状を引き起こしてしまう。

 

*なお、乳酸菌が免疫系に効果を及ぼすのには時間がかかるので、市販の花粉症薬のような即効性は期待できない。個人差もあるが花粉症のシーズンに入る2〜3週間前から継続して摂取することが望まれる。

 

 

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