つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

ヘビやヤモリはまぶたを持たないという話

ちょっと雑学

 

眼という器官は角膜や水晶体といった透明な組織で構成されているが、これらは乾燥に非常に弱い。乾燥すると細胞の角化して透明性が維持できなくなるのである。生物が海にいた頃は何の問題もなかったが、陸上に進出するにあたって乾燥から守る必要が出てきた。

 そこで編み出されたのがまぶたという眼を閉じて乾燥から守るという方法である。まばたきをすることによって眼の表面に涙を潤わせて常に透明に維持することができている。

 

しかし、驚きなことに陸上にもまぶたを持たない生き物がいる。ヘビとイモリである。

ヘビはまぶたでまばたきをしない代わりに角膜の表面にコンタクトレンズのような透明の鱗を並べることで乾燥から守っている。よって眠っている間にも眼を開きっぱなしという少し怖い風貌になっているのである。

一方、ヤモリもまぶたが無いために瞬きはしない。ヘビのように鱗で覆うのではなく、長い舌で自分の眼を舐めて乾燥から守っているのである。何とも荒業な気もするが長い進化の過程においてこのような方法が最も最適だったということなのであろう。きっと…。