つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

声門癌の予後はよく、声門上部癌の予後は悪い理由

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声門部がんの予後がよい理由

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画像はhttp://www.e-carada.jp/ls1/illness/nose_ears_throat/01.htmlより引用

 

声門部がんでは声帯に癌が発生するために初期から嗄声(かすれごえ)の症状がでる。よって患者が症状を自覚して早期受診し、早期に治療が出来る。また、声帯は発声のための組織であるので空気が通過する度に紙のようにふるえて振動する必要がある。よって脈管系があまり発達しておらず早期にはリンパ節転移をきたしにくい。

 

一方で声門上部癌では喉頭蓋や仮声帯など声帯より上の部分で癌が発声するために、嗄声などの症状がでずにリンパ節転移して頸部腫瘤として発症してしまうことが多いので進行癌として発見されることが多い。