とある研修医の雑記帳

東京から大阪の医学部へ亡命して研修医になった人のブログ。勉強のまとめ、思いつきの考察、ちょっとした雑学などなど。アウトプットが趣味です。

統合失調症〜陽性症状と陰性症状の違い

統合失調症〜陽性症状と陰性症状の違い

 

陽性症状とは興奮、幻聴、妄想、興奮のよううな派手で目立つ症状であり、急性期の症状である。一方、陰性症状とは感情鈍麻や自発性の低下、自閉、思考の貧困化、快楽消失などのように地味でとらえにくい慢性の症状のことをいう。

 

統合失調症では疾患のより早期に陽性症状が現れるが、これらを抗精神病薬で治療して収まった後に陰性症状が出現する。また、陰性症状は陽性症状と異なり薬物が効きづらい。また、陽性症状は突発的で長期間持続しないが、陰性症状は持続的であるので統合失調症の基本的な症状は陰性症状にあるともいえる

陽性症状は幻聴や興奮を伴うので社会的なトラブルを起こしやすいが、統合失調症がどの程度改善するかは陰性症状の程度に依存していると言われている。積極的に陰性症状をみつけだし、治療をすることが重要視されている。