つねぴーblog

元とある研修医の雑記帳。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

血漿交換と血液吸着法の違い

血漿交換と血液吸着法の違い

 

これらはともに除去療法(アフェレシス)と呼ばれていて、血液透析の親戚のような治療法である。

 

血漿交換というのは血球は通過できないが病因物質は通過できるぐらいの孔を持つ膜で病因物質だけ選択的に除去する方法。血漿内に含まれる病因物質すべてを捨てることができる。このとき、血漿成分も一緒に捨てることになるので同量の血漿を血液製剤で補充するのでコストはそれなりにかかってしまう。

 

一方、血液吸着療法というのは病因物質だけが選択的にくっついてくれるような吸着器に血液を通し、血漿内の除去したい物質だけを取り除く方法。血液吸着法ではエンドトキシンやβ2MGなどを除去できる。このほか、白血球や顆粒球など血液成分を取り除く方法もある。ただし水分除去や電解質の調節はできないという欠点がある。