つねぴーblog

元「とある研修医の雑記帳」。アウトプットが趣味です。医学以外の事も投稿するやもしれません。

視床症候群とは何か(メモ

視床症候群とは何か

 

視床の役割とは簡単に言えば

・感覚情報の中継
・運動機能調節の補助

の2点である。

 

視床症候群とは後大脳動脈から分岐した視床膝状体動脈が閉塞し、片側の視床が傷害されると、それと反対側半身の全感覚障害、強いしびれ、痛みなどを生じる疾患である(原因としては脳梗塞、脳出血など)。また、視床は運動の調節に働いているので視床症候群では健側の不随意運動(アテトーゼや舞踏病)、また内包にも傷害が及べば健側の片麻痺も生じうる。障害の仕方によってはこれまでに経験したことのないような不快な痛み(視床痛)を健側に感じることが特徴である。