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とある研修医の雑記帳

東京から大阪の医学部へ亡命して研修医になった人のブログ。勉強のまとめ、思いつきの考察、ちょっとした雑学などなど。アウトプットが趣味です。

真性憩室と仮性憩室の違い・覚え方

〜と〜の違い 消化器

真性憩室と仮性憩室の違い

真性憩室とは粘膜、筋層、しょう膜の全てが突出する
仮性憩室とは筋層が欠損して、粘膜としょう膜が突出する。

 

好発部位

真性憩室:ロキタンスキー憩室(食道の気管分岐部)、メッケル憩室(回腸憩室)、胃憩室

仮性憩室:Zenker憩室(咽頭)、十二指腸憩室、大腸憩室

 

真性憩室の覚え方:

その1:めいろ

め:メッケル憩室

い:胃憩室

ろ:ロキタンスキー憩室

 

その2:MRI

M:メッケル憩室

R:ロキタンスキー憩室

I:胃憩室

 

TIPS
メッケル憩室:回盲部より数十センチ口側にできる。無症状のことも多いが、内反して腸重積や複雑性イレウスになることもある。

 

食道憩室:Zenker憩室、Rokitansky憩室、横隔膜上憩室などがある。Zenker憩室は嚥下障害や気管圧迫などを起こすことがある。

 

大腸憩室:もっとも高頻度に起こる。日本人は上行結腸や盲腸に多いと言われているが、近年は欧米人に好発のS上結腸や下行結腸で多発している。また、細菌叢が形成されやすいので憩室炎、出血をきたしやすい。