とある研修医の雑記帳

東京から大阪の医学部へ亡命して研修医になった人のブログ。勉強のまとめ、思いつきの考察、ちょっとした雑学などなど。アウトプットが趣味です。

過換気症候群でTrousseau徴候(助産婦手)となる機序

過換気症候群でTrousseau徴候(助産婦手)となる機序

 

過換気症候群とは精神的なストレスなどを誘因として過呼吸の状態になる病態である。過呼吸によりPaCO2が低下し、呼吸性アルカローシスとなる。アルカローシスではH+が足りなくなるので、アルブミンがH+と解離し、アルブミンとCa2+の結合が促進される。すると遊離カルシウムイオンが減少するのでテタニー症状となるのである。Trousseau徴候とは手指が硬直する徴候で、Ca減少(テタニー症状)のうちの1つである。