ヘプシジンとは何か勉強してて気になったので調べてみました。メモ。
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ヘプシジンは20世紀の終わりに発見されたホルモンであり、肝臓で産生され、鉄の吸収を抑制する働きを持つ事が知られている。
ヘプシジンはフェロプルチンという物質と相互作用し、腸管における鉄吸収、マクロファージからの鉄の遊離を抑制する働きを持つ。
血液中の鉄が多い時、あるいはIL6の働きによりヘプシジン合成は増えて血清鉄の上昇を抑えるはたらきがある。一方、血液中の鉄が少なかったり酸素欠乏の状況ではヘプシジンの合成は減少し、生体は鉄を吸収しようとする。